管理業務主任者試験 | 管業試験の重層構造を攻略しよう!

管業試験最大の急所!<重層構造>を攻略しよう!@

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「管理業務主任者試験の概要」でご紹介した
管理業務主任者の試験範囲のうち
最も重要な分野である
「5.管理事務の実施に関すること」は、
以下の2重構造で成り立っています。

 

 

1.区分所有法

 

2.標準管理規約(+コメント)

 

 

結論から申しますと、
これらの似て非なる制度が同じ試験の中で問われ、
その微妙な違いを、
重箱のスミをつつくように聞いてくるところが
管理業務主任者試験の難しいところです。

 

 

この点について、今から詳しくご説明します。

 

 

まず、区分所有法というのは何でしょうか?

 

 

これは、日本の国会が成立させた
分譲マンションを各戸に所有(区分所有)
する際に守るべきルール
です。

 

 

 

ただ、この区分所有法というのは、
「マンション分譲の制度の大筋を決めただけ」
という意味合いが強く、
条文数も72条しかありません。
(ちなみに民法は1044条あります)

 

 

また、区分所有法に規定するマンション
(区分所有建物)とは、
2つの居住スペースからなる
小規模なマンションから、
30階建ての1000世帯以上住んでいるような
超高層マンションまで、すべてを含みます。

 

 

そして、区分所有法の規定は、
それらすべてのマンションに
平等に適用されます。

 

 

少し想像してみてください。
たとえば「六本木ヒルズ」や「表参道ヒルズ」のような
超大型高級マンションと、
神田川沿いの築40年のアパート「山田荘」
(木造二階建て、瓦葺き、モルタル外壁)
のようなマンションに、
同じルールを適用するということです。

 

 

これでは、かなり無理が生じそうですね。

 

 

そこで登場するのが、「規約」という制度です。
「規約」とは、各マンションにおいて決める、
区分所有者が守るべきルール。いわば、
個々のマンション内だけに適用される法律
のようなものです。

 

 

規約は、区分所有者みんなで話し合って決めますので、
>そのマンションに合った規約を決めることができます。

 

 

ご年配が多いマンションや、
お金持ちが多いマンション、
1階部分が店舗になっているマンションなど、
マンションそれぞれに特徴がありますからね。

 

 

ちなみに、区分所有建物においては、
区分所有法に抵触しない限り、
どんな「規約」を作るかは自由です。

 

 

これで、「ヒルズ族」には「ヒルズ族」に合った、
「山田荘」の住人には「山田荘」の住人に合った
個別の規約を設定できるということです。

 

 

これで、一件落着!
めでたしめでたしですね・・・

 

 

 

ちょっと待ってください!!o(*゚д゚)ノ


 

ここで重大な問題が発生します!

 

 

ここでぜひ想像していただきたいのですが、
あなたがもし、

 

「さぁ、自由にマンションのルールを決めよう!」

 

と、白紙の紙を渡されて、
区分所有者みんなで話し合ったとして、
そのマンションの住人全員が納得する規約を
そうかんたんに決められるものでしょうか?

 

 

 

 

ムリとは言いませんが、かなり難しいでしょう。
そこはやはり、管理組合は素人の集まりですし、
ある一部の人にとって都合のいい規定が
ほかの人にとって納得できないということも多々あって
会議は間違いなく長引くでしょう。

 

 

そこでたとえば、誰もが認める、
マンションの規約の「ひな形」のようなもの
があったらどうでしょうか?

 

 

そしてそれを、
自分たちのマンションに合わせて調節していくのなら、
時間をかけず、比較的かんたんに
マンションの住人みんなが納得のいく規約が
できそうじゃないですか?

 

 

そして、その規約のひな形を
実際に国土交通省が用意してくれました。
それが、「標準管理規約」です!

 

 

素人がゼロからつくった、
手作りのマンション規約を運用するより、
お上(国土交通省)が専門家の意見を聞いて用意した
この「標準管理規約」を利用したほうが、
問題が起こりにくいでしょうし、
だれもが納得できますよね。

 

 

ですから、ほとんどの大型マンションの規約は
この「標準管理規約」を、
ほぼそのままなぞる形で規定されています。

 

 

そして、この「標準管理規約」は
試験の範囲に含まれています。

 

 

さらに、区分所有法と標準管理規約は
大部分は似ているのですが、
ところどころで、「別の規定」と言えるくらい、
内容が異なる部分があります。

 

 

もちろん、
管理業務主任者試験の合格を目指すあなたは
この2つを、相違点に注意して学ぶ必要があります!

 

 

たとえば問題で、
「区分所有法によれば正しいのはどれか?」
と聞かれたら、
標準管理規約を忘れて考える必要があり、

 

 

「標準管理規約によれば適切なものはどれか?」
と聞かれたら、
区分所有法を忘れて考える必要があります。

 

 

このややこしさが「重層構造」です。

 

 

このツボを知っているか知らないか、
意識するかしないかで、
あなたの勉強の効率にかなりの差が出ます。

 

 

ですので、
ぜひしっかり意識しておいてください。

 

 

 

上記の「区分所有法」と「標準管理規約」に関しては、
試験のキモになる部分ですし、
実務においても使用する知識です。
ですので、しっかり時間をとって対策するべき内容です。

 

 

ただ、管理業務主任者試験には、
けっして深入りしてはいけない分野が存在します。

 

 

それが、「建築設備・建築知識」の分野です。

 

 

次章では、この「建築設備・建築知識」の分野を
どう取り扱うかについてご説明します。

 

 

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